2023.03.18
・短編がようやく完成した。約12000字、原稿用紙30枚。これでも卒論の6割なのか。2月23日から書いている。一ヶ月かかってしまったような気がするが、2月が28日までだったから、3週間と2日。でも時間かけすぎたかも。
・書いていて特に思うのが、一個一個の文章の全てに全力を尽くすことなど無理だということだ。人の小説を読んでると、「この一文ダサいな」とか「おれならこんな単語は使わないな」とか傲岸不遜なことを思うものだけど、一切の妥協を許さない文章など、普通の人には書けないものだ。
・いまこの瞬間でさえ数行前に「全てに全力を尽くす」と書いている。「全」が重複しているので、他の言葉に置き換えた方がいいはずだが、無視している。それを一個一個極めていくのは、詩や短歌や俳句ならやるべきかもしれない。ほんとは散文でもやるべきなのかもしれないが、そこまで時間をかけていたら書き上がらない。
・というのが、文章レベルで言えるのだけど、そもそもストーリーにも、不満は残る。残りつつも仕上げることを優先した。
・さて、次作の構想を考えよう。面白い感じにしたいなあ。全然文学じゃなくていいや。